文化11年(1814)の作と伝えられている両子寺参道の仁王像は、大分県、国東半島最大の石像仁王で、見事な均整美を保ち満身の力をたくわえています。
国東半島の広大な仏域に力強く仏法守護の睨みをきかせています  ≪国東市安岐町指定有形文化財≫


地中海のイタリア半島のように
瀬戸内海に大きく飛び出した丸い半島が大分県国東(くにさき)半島です。奈良時代から平安時代にかけて六郷満山と呼ばれる仏教文化が栄えた所です。
今もその遺跡が半島の至る所に散在し人々は「み仏の里」と呼ばれています。その国東半島のほぼ中央に最高峰の両子山(ふたごさん)(721m)が
あります。